出身 京都
好きな食べ物 肉系
趣味 バイク

 

ー福祉の世界に入られたきっかけは何だったのでしょうか?

私の両親は聴覚に障害がありまして重度の難聴でした。
私も少し聞こえにくい部分があるんですけれど、そのような両親を普段の生活で子供なりに手伝ってきました。

また、両親は聴覚に障害がある人の団体に入って活動していまして、小さい頃からそのような団体活動に一緒に連れて行かれていました。

 

ーそのような実体験がルーツにあるんですね。

聞こえない人達の中で、福祉ってどんなことなんだろうかなと子供心に思っていました。
次第に福祉についてちゃんと勉強したいと思うようになって、福祉大学に入り、卒業後そのまま福祉の仕事をずっとやっているという感じですね。

 

ー現在のお仕事内容はどのようなことをされているのでしょうか?

障害のある方がご自宅で生活をされるために、お困りごとの相談に応じたり、その内容に応じてサービスのマネジメントをさせて頂いております。

 

 

 

 

ーいわゆる専門職というお仕事だと思います。専門職として大切にされていることはどのようなことでしょうか?

まずは自分自身が健康で元気でないといけないと思っていますので、仕事のオンとオフにメリハリをつけるようにしています。
休みのときは仕事のことを忘れてしまって好きなことや趣味に没頭して、仕事は仕事で頑張るようにしています。

 

ーちなみにお休みはどんなことされているんですか?

月に最低9日は休みがありますので、天気が良かったらバイクに乗ってリフレッシュしています。

 

ーバイクに乗られるんですね!

40過ぎにバイクの免許を取りましたので、それから休みの時はツーリングにはまってますね。

 

 

 

 

ーそれは何かきっかけがあったんですか?

子供が大きくなるにつれて、家族でドライブに行ったりすることも減り、何か新しい楽しみを見つけないといけないなと思って、バイクの免許を取って大型バイクを買いました。一人でもグループでもあちこち行っています。

 

ーどの辺りまで行かれるんですか?

一人の時は愛知県の知多半島の方とか。大学が愛知県の知多半島だったのでどんな感じになっているのかぐるっと回ってみたりします。来月は泊まりで和歌山に行きますし、去年は二泊で長野に行ったりもしました。

 

ーそうやってオフにリフレッシュされているんですね。ちなみに今で宇治市福祉サービス公社に入られてどれぐらいなんですか?

14年ぐらいですね。

 

 

 

 

ー今までにお仕事で失敗はありましたか?

それはもう数え切れないぐらいあったと思います。どんなことがあったかと聞かれても忘れてしまったんですけれども。

 

ー失敗はどのように乗り越えてこられたんでしょうか?

同僚や他の職場に勤めている同じような仕事をしている友人や先輩に話を聞いてもらって、励ましてもらって頑張ってこれました。

仕事は一人でするものではありません。周りに同僚や同じような仕事をしてる仲間がいます。そのような人たちがいるからこそ今まで乗り越えてくることができました。

仲間がいるということが自分にとっては大きくて、何かあったら相談ができることはこの職場の良さかなと思っています。

 

ーこのお仕事をしていてやりがいを感じる瞬間というのは、どのような瞬間でしょうか?

日々の仕事の中で「ありがとうね」という言葉を頂くことがあります。そのような時はこの仕事をしていて良かったなと思います。

また、お客様から困りごとの相談を受けた時は大変な状況であっても、ヘルパーや色んなサービスを利用されることによって安心して生活されるようになっていく姿を見るのはグッときますね。 この仕事をしていて良かったなと思います。

 

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